【あれやこれや→破砕帯対策】

「破砕帯仕込の地山にトンネルを開けたい」と思って地山を作り始めた頃から、その具体的な対策をあれやこれやと思案していましたが、たいしたアイディアがある訳でもなく、基本的には次の2案を行ったり来たりしていました。

@−1 支保工+矢板式

 予め、オープンで支保を組んでおく。


@−2

 支保を坑内へはめ込む。
@−3

 支保と地山の隙間に鋼矢板を打ちこみ、砂の流入を喰い止めつつ掘進する。

@の問題点は、部品点数が多い、支保をφ2mm位の針金で作るとすると溶接経験も機材も無い、等です。
 もし、やるとすると、支保は木製になっていた筈です。

A シールド式

 金属板を逆U字に曲げて挿入し、砂の流入を防ぎつつ掘進する。

 結局この方法を採用しました。 
 当初コーヒー缶か何かを使うつもりでいましたが、たまたまホームセンターでA4サイズのステンレス板を見つけ、値段も550円と小遣いで買える金額でしたので、即決しました。

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